2018年の鹽水蜂炮に行ってきた完全レポート

2018年の鹽水蜂炮に行ってきました

鹽水蜂炮は台南市の鹽水区で毎年元宵節(旧暦の1月15日)に行われるお祭りで
2018年の鹽水蜂炮は3月1日と3月2日の2日間でしたが、その前後日を含め鹽水には3泊4日滞在しました。
 
旅行費用
日本と台湾(高雄)往復エアチケット23,000円
高雄から新営までの電車往復 約1,400円
ホテル3泊で約12,000円
レンタルバイク4日間(500元×4日=2000元)約7,400円
合計=43,800円

2018年2月28日鹽水蜂炮の前日


3日間、高雄に滞在し、高雄駅から新營車站(新營駅)まで電車で移動し
新營駅前のレンタルバイクを借りて
2018年2月28日鹽水蜂炮の前日の昼過ぎに鹽水に到着。
まず、知り合いの家や店を回ってお土産を渡し、挨拶を済まし、街中を散策。
 
鹽水蜂炮の前日の鹽水の街中は静かなものです。
 
ただ、武廟の前では準備が進められています。

神輿に神様を設置している


武廟の前には神輿が並んでいます。


武廟の前の夜市(ナイトマーケット)の準備


15時頃からレンタルバイクで約40分。嘉義ランタンフェスティバルに行って、20時頃に鹽水に戻ってきて夜市に行きます。
鹽水蜂炮の前々日、前日、当日の3日間は、武廟の前に盛大な夜市(ナイトマーケット)が開かれます。その店の数は400~500店舗は出ているでしょう。(数えてないけれど感覚で。)

鹽水の夜市(ナイトマーケット)


鹽水の夜市(ナイトマーケット)は鹽水蜂炮の前々日の夕方から始まります。
この日は夜市で夕飯を食べてお腹いっぱい。満足!

2018年3月1日鹽水蜂炮の初日

朝から知り合いの家や店を回って挨拶を済まし、七股鹽場までバイクで行きました。
七股鹽場は、嘉義・台南・高の雄三県にまたがる総面積3,000ヘクタールの台湾で一番大きい製塩場です。

七股鹽場


その帰り道に、インスタ人気のスポット嘉義高跟鞋教堂へ行って写真撮影。

嘉義高跟鞋教堂


今日は晴天で、日中の気温は30度を越え。早朝や夜中は16~18℃くらいで涼しいのですが。
バイク移動では日焼け注意です。(半キャップなので顔が火傷状態になりました。。。)
 
さて、これから鹽水に戻って鹽水蜂炮です。
15時頃に武廟を出発した神様の行列は街中を練り歩きます。

 
去年から仲良くさせていただいていた友人に完全に神様が降りていています。手に持っているギザギザの棒で自ら頭を叩き血を流してフラフラしながらもしっかり踊り、頭にはお酒を吹き付けられます。毎年、役回りで神様が降りてくる役があります。

神様が降りてきている。

2018年3月1日鹽水蜂炮の初日の夕方

知り合いのお父さんの持ち回りの神様でロケット花火をするから一緒に行こう。と誘われて付いて行きました。

結構、大きな砲台。
みんなテンションマックス!

神様を背負った人が一番勇気が有り、砲台の一番近くでロケット花火を浴びる。


私は日本人なので安全な場所へ行けと誘導されます。

最初から最後まで見てください。スゴイ迫力です。

その後、いくつかのロケット花火を見学して夜市へ行って、鹽水蜂炮の初日はPM11時半頃にホテルに戻る。
 

2018年3月2日鹽水蜂炮の当日

今日も晴天で日中の気温は30度を越え、Tシャツ1枚でも汗が吹きでる暑さ。
朝から爆竹が街中で鳴りまくる。
爆竹やロケット花火を見るには神輿を探して付いて歩くと良い。

鹽水の街中をビキニのギャルがジープの上でポールダンスする。
(表現が難しいが、日本で言うと神様に手を合わすような行為のひとつ。決して淫らな感覚は無い。)


武廟の神様に挨拶をするかのように、武廟の前には神様や神輿が沢山集まってきて爆竹を鳴らします。

長い龍もやってきました。


街中は一日中、爆竹や花火が上がっています。

人型の砲台も見どころです。

ジープから炎が出る所が迫力満点。

2018年3月2日鹽水蜂炮の当日の夕方から

これが、鹽水蜂炮のメインのスタートです。
武廟の前に19時までに集合しましょう。

武廟の前の吊るしてある花火の点火がスタートの合図です。

この後は至る所で爆竹や花火が上がります。

ここからが鹽水蜂炮の本番です。


人型の砲台に点火!

もう、めちゃくちゃです。
狭い道路もお構いなし。どこから、いつ、ロケット花火が飛んでくるか分かりません。
いつ、爆竹が足元で鳴るか分かりません。
次は19時までに運動場に行きましよう。

運動場には沢山の人が集まります。

21時より運動場にて大量ロケット花火が行われます。

ここが一番の鹽水蜂炮の見どころです。
 

2018年3月2日鹽水蜂炮の当日の22時から

楽しみにしているのが、この360度式の砲台。
22時の時点では、まだビニールは巻いたままで、まだ発射される様子はありません。

運動場の盛大なロケット花火も終わり、休憩しようと知り合いの家に戻ると「行くぞ!」と誘われてロケット花火へ。

普通の民家や店からどんどんロケット花火の砲台が出てきます。
どこに、どれだけ隠していたのだろう!

もう、みんなテンションマックス!
ロケット花火に打たれ放題です。
 
↓私のお気に入りのロケット花火砲台↓

最初に砲台の上の花火が左右に振りながら打ち上げられて気分を高めてくれます。
その気分が盛り上がった所からロケット花火が勢いよく飛び出します。
2台の大きな砲台がその迫力を増し、最高な威力を発揮し、私の一番のお気に入りのロケット花火砲台です。
 

現在、夜中の12時。
まだまだ爆竹、ロケット花火は続きます。

夜中の12時。おねーちゃんも踊ります。

夜中の1時。
家族で家の前で、街中の全体がこんな感じになってます。
お父さんが嫁さんや子供に爆竹を体に巻いて鳴らして自慢したり、
嫁さんや子供にもしてみろ。と。
嫌がる嫁さんや子供の姿が至る所で見ることが出来ます。笑
 

2018年3月2日鹽水蜂炮の当日の26時(午前2時)

楽しみにしているこの360度式の砲台。
ビニールが剥がされ、ロケット花火が見えてきました。

もう、歩き疲れ、暑さ、爆音、緊張で疲れのマックスです。
ですが、せっかく待った360度式の砲台。
見ずに帰る訳にはいきません。
 
さぁ、待ちに待った360度式の砲台が発射!

見事過ぎて、訳が分かりません。
どこに隠れてもロケット花火が飛んできます。
スゴ過ぎて最高!
 
これで鹽水蜂炮が終わりました。

2018年3月3日鹽水蜂炮の翌日

鹽水蜂炮が終わりました。
翌日は早朝から掃除です。
爆竹で道路が真っ赤だったのがキレイに掃除されています。
夜中の2時3時まで爆竹バンバンだったのに朝6時から掃除されているそうです。
知り合いのお母さんに「朝早くから大変ですね~」と言うと「1年に1度の事だから。」と笑っておられました。

2018年3月3日の朝刊に鹽水蜂炮の記事が出ていました。
(ランタンフェスティバルの方が大きく出てましたけど。)

鹽水蜂炮の見どころ、まとめ

・夜市(ナイトマーケット)は武廟前で2日間とも終日行われます。
・爆竹、ロケット花火を見るには、神輿に付いて歩くと良い。

2019年
2月19日(火)
★★   :朝8時~街中の至る所で爆竹
★★★★ :夕方~午前0時頃まで街中の至る所で爆竹+ロケット花火
2019年
2月20日(水)
★★★  :朝8時~街中の至る所で爆竹
★★★★ :19時~武廟前にてメインイベント→人形発射台点火
★★★★ :21時より運動場にて大量ロケット花火
★★★★★:夕方~翌日午前3時頃まで街中の至る所で爆竹+ロケット花火
★★★★★:最終に最大級の回転式ロケット花火発射
     (場所は毎年変わります。)

2019年の鹽水蜂炮の範囲

下記の地図の範囲に神様が100ヶ所以上(自宅内にある所もある)あり、神輿が順番に全てを回り、神輿が回って来ると、その神様の前で爆竹・ロケット花火が行われます。